宇多田ヒカル欠乏症。

おっぱよーございます！

いやーよく寝た！

夜中に起きて家事やる筈が、朝までぐっすりだったね！(⌒▽⌒;) たまに…あるよね。

日曜の朝は息子と戦隊物と仮面ライダーを観るのが日課だけど、まぁ、私は見てないね。見てられないよねあれ大人にはくだらなさすぎて。トッキュウジャーは大体頑張って観た気がするんだけどね。さて戦隊物始まるまでにUP出来るのか否か…。(結果出来ず

今回私が愛してやまない宇多田ヒカルちゃんについて書きます。ヒカル愛をね。

ヒカルさんが人間活動に入って早数年…。ご結婚もされ、あと、ご出産も…！と期待してるけど、育児に入るとますます新曲聴かせてくれないかなっ(;^_^A とも思う…。けんども！ヒカルちゃんには是非是非ママになってもらって、どんどん人間活動を満喫して欲しいです！たま〜に、歌ってくれたらいいからさ……。

多分、育児に入ると自ずと歌いたくなるしね。うん。もう母性愛に溢れてインスピレーションも溢れてしまうことうけあい。

Automatic で鮮烈なデビューをしてから、ずっとヒカルちゃんに恋しているけど、もうあの歌声は本当に魅力的ですね。涙声と言う人もいるけれど、私はシルキーヴォイスと表現したい。何故、絹か？と言うと、衣擦れのようなビブラートって思うのね。ま、衣擦れは絹と書くんじゃないんだけども。……。(^^;

アルバム First love を聴き直しても、未だ色褪せないヒカルちゃんの魅力。もう Automatic の最初のドコドコドコドコ！(擬音)からテンションMAXになるわな。Automatic で幸せな気持ちでさわってた指輪を、 Movin' on without you で早くも彼に返すんだなって思ったものだけど、とにかく、せつない。切ない一色。

切ない界の女王宇多田ヒカル。

彼女の歌で切なくない曲ありますかね？私は見つけられません。Automatic が一番R&Bって感じがするけど、どうなんだろう。正直R&Bの定義自体がよく解らないけど。私はもっと Automatic みたいな曲が聴きたかった。kiss&cry が割とそっち系だとは思うんだけども。

Firstアルバムが出て宇多田世界に初めて浸ってた頃、妹と、Never Let Go を聴いてて、ねぇこれって心中の曲？そう！私もそう思った！って話したものだけど、ヒカルちゃんの曲のキーワードはもう一つ、とにかく暗い。暗いですね。切なく、暗い。

カッコよくもあるんだけど、やっぱ暗い。

詞がとにかくクール。ヒカルちゃんを愛してやまない理由に、歌詞がとっても好み！ってのがある。本当にかっこいい。全てを客観視出来る人。けど全体的にやっぱ暗い。悲しい。泣きたくなる。泣ける曲多数。

何で彼女はこんなに暗いのかな？明るい曲ってある？私は見つけられません…。Automatic はかなり明るい方！けれど Traveling ですら、私は切ない、と感じます…。

♪どうしてでしょうかすこしだけ不安がよぎります♪ その辺りが特に不穏ですね。

ヒカルちゃん自身は明るいキャラクターに見えます。けれど時折テレビで見せる、あの思い詰めたような瞳。私は不思議でした。何が彼女を不安にさせ続けているのか…。ファンとしても心配でした。

歌詞の中に彼女の価値観が垣間見られる気がします。

言葉を失った瞬間が一番幸せ

ゆるぎない愛なんて欲しくないのに

約束はしないで

悲しいことはきっとこの先にもいっぱいあるわ

…まだあると思うけれどひとまず。

彼女は、約束というものは概ね破られる、悲しいもの、と言う認識を持つように思います。だから約束は信じないんですね。最初から守られない約束などしない。そんなスタンスみたいだと感じます。

同じように、揺るぎない愛というものも信じていない。約束も愛も刹那的なものであることが多く、信頼には値しない。

悲しいことが多いのがこの世の常。これからも悲しみからは逃れられないだろう。

そんな気持ちが見えるように思います。

何度も何度も離婚再婚を繰り返した両親のもとで育ち、情緒不安定であることを余儀なくされたヒカルちゃん。そんなヒカルちゃんの考えや感じ方が伝わります。

私が一番泣いた曲は Be my last でした。ちょうどその曲がリリースの頃、私に結婚したい男性が居て、(今の夫)でも両親から周りから大反対されて毎日のように泣いていたので、Be my last がピッタリ心境に合ったんですね。毎日涙しながら、誰に何を言われようと彼こそ Be my last だと思いながら聴いていました。彼の国に飛んで会いに行って、海外でもMDでヒカルちゃんの曲を聴いたり歌っていました。

Deep river も私のベスト５に入る泣き歌で、

♪何度も姿を変えて私の前に

舞い降りたあなたを今日は探してる♪

このフレーズがしっくり来て、たまたま今世では彼が異文化の外国人であったけれど、(ちなみに夫は前世とか全く信じませんけど)私の運命である探し求めた人だ…！との思いにバッチリマッチでした。(←知らんがな。

と、前から泣ける曲があったのですが、今では私、ヒカルちゃんのほぼ全ての曲で泣いてしまうような気がします…。

やはり2013年の、藤圭子さんの訃報。それに伴い藤圭子さんが、長く、本当に長いこと、精神病を患っていた事を、初めて！初めて知った…。その事が大きく影響しました。ヒカルちゃんの大ファンだけど、お母様が精神病だったなんて、微塵も知らなかったんです…。(精神病に若干の偏見もあるし、ヒカルちゃんはお父さんと隠し通して来たんだろうけど、それも大変だったろうな…。)

あの事で、私は全てが解った思いでした。

何故ヒカルちゃんが不安定に見えるのか、何故どんな時も、どこか完全には幸せそうじゃない雰囲気を出して居るのか。

お母さん………。

ヒカルちゃんの曲の歌詞にはお母さんってフレーズがよく出てくる気がします。東京NIGHTS と Be my last くらいしか今思い出せないけど。(^^;;

嵐の女神は有名過ぎますね。お母さんを歌っていると。

分かり合えるのも生きていればこそ

今なら言えるよほんとのありがとう

ヒカルちゃんは晩年のお母様と、分かり合えていたのかな… 気になるところです。

藤圭子さんは最期、割と行方不明だったとも聞きますし、向こうから急にぶっきらぼうに電話が来るばかりで、ヒカルちゃん側からは連絡も取れなかったくらいなのかな…と想像します。まあ、精神の病の人と、少しでも分かり合えるかと言えばそもそも難しいでしょうけど。

訃報の後のヒカルちゃんのラジオ番組がYouTubeに上がって居ましたけど、私は貰い泣きせずには聴けませんでした。もう大丈夫です平気ですと何度も言っていたヒカルちゃんの、その声が、散々泣いて、何日も精神的にどん底だった事を物語って居ましたから。全然大丈夫じゃなかった。ずっと声が震えていた。心が泣いてた。

コメントにもそれを感じ取ったリスナーからの多くの励ましが書いてありました。

ヒカルちゃんが５歳とか、そんなに幼い頃からお母様は精神が不安定だったんですね。５歳児だなんて…！幼児自体がまだ精神的に不安定です。本当に幼いです。今私の息子が５歳ですけど本当に怖がりで、傷付きやすく、よく泣いています。

その当時から、ヒカルちゃんはお母様の言動に傷付き、戸惑い、振り回され、日々の居心地の悪さと戦っていたのだろうと思います。

どうして居場所をいつも捜してるの？

ヒカルちゃんが藤圭子さんを悪く言った事は無いけれど、やっぱり藤圭子さんはずっと、あまり良い母親とは言えなかったでしょう…病気なのですから。こんな事を書くとヒカルちゃんに怒られますね。(/ _ ; )

私自身、息子にとって全然良い母親では無いです。毎日、暴言を吐いてしまった、また泣かせてしまった、あんな事をしなけりゃよかった、夜な夜な、後悔しています。本当に親として未熟にもほどがある人間で、悲しくなります。

でもこんな私ですが、鬱病も精神病も患って居ないんです。(/ _ ; ) (…でも何らかの病気かもしれないですねヒステリーの……。

ヒカルちゃんのお母様自身も、どんなにかお辛かったでしょうね。コントロール出来ない精神を抱えて。病院へ、行けたら良かったのですけれどね…。

お母様の病気の件を知ってからもう、ヒカルちゃんの曲の何を聴いても歌っても涙が出てしまう。

最大級の泣き歌 Letters

ただでさえ歌詞のストーリーが悲しくて泣けるのに、あの詞が指すきみが本当はお母さんかもしれないと思ったらもう………。

・゜・(ノД`)・゜・。

ヒカルちゃんは幼少期に、とにかく期待させるだけさせて裏切られることが多かったのかもしれないと思います。

今度急にいなくなる時は

何もいらないよ

置き手紙ひとつも要らない。必ず帰るなんて、守れない約束が書かれた手紙など尚更。

藤圭子さんがこの世を去られてから、私はこの曲を涙無しに聴けず、歌えず…です。悲しすぎて。

本当に悲しくなります。

いま幼い子どもの母親をやらせて頂いていて、幼児がどれだけ、大袈裟な程のひたむきさで、母親の愛を乞うものなのだと言うことを、日々、思い知らされています。衝撃的な程に、幼子は、抱き締め、大好きだよと言われ、全て受け止めてくれる事を望んで、必死に愛を求めて来る。

鬱陶しいくらいに。(;^_^A

それがあまり受け止めてもらえず、いつもお母さんからの愛情不足に陥っていたかもしれないヒカルちゃん。(勝手な推測すみません。

いつか私も渇き癒えると

ぼんやり願ってる

ヒカルちゃんの渇きが本当に、いつか癒えるといいな…。皮肉にもその不安定さすら、彼女の光り輝く魅力の一部なのだけれど。

ヒカルちゃんの人間活動はいつまでで、(人間活動が普通の生活を指すならずっとだとも言えますけど)歌手の本格復帰がいつからなのか気になりますが、もうかなり長い事、私新曲に飢えています…。ひ…ヒカル…comeback！！

宇多田ヒカル欠乏症はもうしばらく続きそう。

それにしてもスーパースターになるような人は、皆一様に、過去に苦しみや葛藤を抱えて来た人なのかもしれない。平々凡々な生い立ちの私は思うのでありました…。

ヒカルちゃんの歌詞が好きだけれど

この先にもいっぱい悲しいことがあるわ

なんてのは、私なら絶対言わないし思わないフレーズで、価値観の相違を感じたりもします。

私はずっと周りには恵まれて来たと思うので、今までもそれ程悲しんだり、ましてや裏切られたりしたことが無く、これからもそうだろうという楽観的なところがある。この先にもいっぱい楽しいことがあるだろう、が私です。それがそうは思えないヒカルちゃん。今までも精神的に大変だったんだと思います…。 / _ ;

悲しい事、お母様の事もそのひとつだとしたら、予言が当たってしまったとも言える。

言葉や思いにチカラがあるなら、こわい。

ヒカルちゃんは、彼女自身では心の底から明るい曲は作れないと思うので、誰かの作った明るい歌を、いつか歌ってみても良いんじゃないかな…私は個人的にそう思います。

ヒカルちゃんが歌いたい曲を選べば良いし。

マイケルジャクソンが幼い頃から愛の歌ばかり歌って来た事が、彼の人生に最期まである程度の影響をもたらしたと思うし、明るいばかりの表現も、きっと、いつか……

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